やばいと思ったらお早めに!
売上低迷が続く中、打開策で色々改善しようと試みるがカラぶりばかり。
その度に銀行から融資してもらう『運転資金』は『赤字埋め資金』に。
この頃は、融資金が振り込まれた瞬間、仕入先への買掛金に消えてなくなり
カラになった通帳の印字を見てむなしくなっていました。
売上は減る一方なのに、借金は増えていく。
どんどん追い詰められていく中、頭の中は資金繰りのことばかり。
もうやめた方が良いと心の中で思っているのに
辞めたらどうなるの?
借金は?
これからどうなるの?
と怖くてずるずるとしがみついておりました。
先の見えない中、資金繰りもアウト。
もうしがみついても無理だと判断し、事業を辞めることを決断しました。
今思えば、もっと早くに決断すれば良かったと思うけれど
執着と恐怖でしがみついていました。
スタッフに閉店を伝え、そこから閉店準備に向かっていくのですが
難題が『銀行』・・・。本当に怖かった。
スーツ姿にカブに乗っている人を見かけただけで胃が痛くなるくらい怖かった。
殺されるのじゃないかと思うくらい怖かった。(そんなことはない)
経営者は引き際の決断もお早めにです。
私のようにずるずるとしがみついて資金繰りばかりに追われている思考では
まともに仕事もできませんし、精神も蝕まれていきますし、借金もうなぎ上りに増えます。
その頃の私は『もうダメなんじゃないか』という不安に押し潰されるような思いで仕事をしていました。
資金繰りで頭がいっぱいの毎日に疲れ、大好きだった仕事を楽しいとは思えなくなっていました。
ここからまた精神が蝕まれるような日々に突入するのですが・・・
はじめまして
29才で事業で独立するも48才で失敗。
多額の借金を抱え借金返済に奮闘中のしくじりおばちゃんです。
失敗した流れから借金にまつわることなど私が経験したことを
猛省も込めて綴っていきます。
ぶっそうなキーワードが並ぶこともありますがお許しを(笑)
しくじったからこそわかる事がたくさんありました。
これから独立しようと考えている方、借金にビビりまくっている方に
私のしくじりぷっりに呆れながらも
ちょっとだけ笑ってくれたら嬉しいです。