もう払えません!!
閉店セールで忙しい中、借金返済日が近づくが
銀行には、まだ事業を辞めることは伝えれず。
引落の前に銀行に『もう払えません 』と連絡をしようと思うも
怖くて怖くて電話をかけられない。
ヘタレな私は、前日に連絡し
『閉店することにしました。返済はもう無理です。これからそちらに向かいます』
と恐る恐る担当行員に話しました。
そこから書類などを作成したり(経営改善計画書や資金繰り表など)
バタバタと忙しく閉店後は、フリーで活動する予定だったので
銀行に『リスケジュール』のお願いをしました。(元本据え置きの利息のみ支払)
保証協会付きの融資をしてくれていた銀行は、よくある案件なのか?
はいはいわかりましたよ!みたいな空気でしたが(国金も)
2か月前にプロパー融資をしてくれた信用金庫は
『あなたは僕を騙したんですか!!』と怒られました。
後々も一番厳しく、中々承諾してもらえず、利率も上げられました。
リスケを実行するには取引銀行全ての承諾が必要であり
他行がこちらの条件を承諾しても1社の銀行が
『認めない!』となりますと実行できないのです。
中々承諾しない信用金庫に地銀の支店長代理が業を煮やし(3ケ月以内に実行しないといけない)
私を飛び越え、銀行同士のやりとりになる始末。
しかもリスケするには保証料を支払わなければならず(リスケ期間中の保証料)
お金がないから支払えないのに、お金を払って元本据え置きにするのもどうかと思いながらも支払っていました。
1年半経った時、売上が伸びることもなくリスケの支払(利息のみ)すら厳しくなり
こんなことをしていても何の解決にもならないと思い、代位弁済の流れにむかいました。
事業の体力が上がる見込みがあるのであれば、リスケが良いと思いますが
(リスケ中の借入は難しい)
見込みないと判断した場合は代位弁済の方が良いと思います。
(もう借金は出来ないけどね)
リスケから通常返済に戻せる会社は10%も満たないようです。
リスケをしたら毎月の支払いは、楽にはなりますが
事業が再生できないようならば、延命してもらっているだけなので
早々に見切った方が賢明だと思います。
保証協会付き融資の案件は、
リスケよりも代位弁済の方が銀行も対応が早かった気がします。